【問題】

ここに二人の男子中学生がいます。

サワムラ シュンスケ君
カワダ カズアキ君

どちらも笑顔がさわやかで、容貌も成績も運動も同じくらい。
どっちが上とも言えない二人です。

Q さて、どっちがモテルと思いますか?

【答え】

サワムラ シュンスケ君。

実はサワムラ シュンスケくんの方がほぼ間違いなくモテルのです。
「Sawamura Shunsuke」……名前に配されたS音という魔法のおかげなのです。
十三歳から二十歳くらいまでの少女は、S音に格別の快感を覚えます。
そのためサンリオ、サンスターなど成功したファンシーグッズの会社はみな名前にS音を持っているのです。

では、少年・男子はどうでしょうか。
実は男子を興奮させる魔法の音として「ある行」があり、男子が好きそうなアニメやおもちゃに使われているのですが…、

Q:それは何でしょう?

【答え】

ガ行(ガギグゲゴ)

【解説】

「がぎぐげご」などの「ガ行」は男性を興奮させる効果があり、ウルトラマンに出てくる怪獣などによく使われています(ゴジラ、ガメラ、キングギドラ)。
アニメ・ゲームならガンダム、エヴァ、ドラクエ。
戦隊物ならゴセイジャー、ボウケンジャー、ギンガマン。
マンガ雑誌ならジャンプ、マガジン、サンデー。

G,D,Zなどは男性が生理的に持っている意識の質を刺激する「ブレイクスルー系」と呼ばれていますが、これ以上のことは、なぜ濁音が刺激するのか分かりません。

また「パ行」は子供に好かれる音なので、ポリンキーだとか、ポッキーなどのお菓子や、ポンキッキーズなどの子供番組のネーミングに使われていることが多い。

ちなみに、バブル期などみんながイケイケの時は、「バ行」「ガ行」など濁点・破裂音を含む音が好まれた。
「ボディコン」「ソバージュ」など強い印象を与える名前のものが多かった。

このように、ことばには音によって喚起されるサブリミナル効果(潜在意識のイメージ)があることは確かです。

ネーミングの参考にしてみてはいががでしょうか!