問題

卵焼きを焼くフライパンの形を見てみますと、関東の正方形に対し、関西では縦長が使われることが一般的です。
関東が正方形なのは板海苔と同じサイズで江戸前寿司に使いやすいから。

では関西が縦長な理由は何でしょう?

答え

出汁を絡めやすくするため
または
ひっくり返し易くするため

解説

関東型・・・江戸前ずしに起源がある卵焼きで、うなぎや穴子が入るような卵焼きが作られています。 そのため正方形=板海苔と同じサイズになっています。

関西型・・・ 京料理のようにダシが重要視されているため、卵焼きにもたっぷりのダシを使います。 ゆるゆるとした食感が大切であり、関東型と違って1/3程度の幅で何度もひっくり返すため、返しやすい縦長になっています。