朝起きて目覚めると…昨晩ぐちゃぐちゃになっていた課題がすっきり解決してた。

なんて経験があると思います。

これは脳が勝手に解決方法を考えてくれるからで、人間の脳は質問をされると

自動的に答えを探す構造があると言われています。

そのため質問から入るクイズは、解答を知りたいという脳の仕組みを

うまく活用しているツールなのです。

ということで、本日はクイズを使った“なるほど!!”と唸ったプロモーションをご紹介。

 

 

ちなみに…

ダリやエジソンは、この睡眠の構造を利用し仕事の前にあえて仮眠をとり、

頭を整理し創造性が発揮していたのでした。

 

 

 

クイズの正解でサービスが変わるホテル!?

 

アメリカの玩具メーカーが期間限定でロシアのリゾート地にホテルをオープン。

宿泊代は無料ですが…、トリビアクイズの正解数に応じてサービスが変動するのです。

 

クイズは玄関からスタート。ドアの前に立つとスピーカーからクイズが出題。

正解するとロックが解除されて入るわけですが…

部屋の中には何もありません。

ここでまた問題!「ドナウ川の支流の数はいくつ?」。正解すると豪華なベッド、

不正解だと粗末なパイプベッドが運び込まれるという仕掛け。

 

食事もクイズになっており正解なら豪華なメニュー。不正解だとインスタントラーメン(しかも調理前)が出される徹底ぶり。このホテルで快適な時間を過ごせるかどうかは、自分の豆知識の多さにかかっているのです。その結果、宿泊客がクイズ番組の出演者のように楽しめるホテルとして話題となったのでした。

 

クイズ番組の出演者のようになれる。という所が肝となっていますね。

例えば日本で自治体でクイズを使った回遊プランをするのであれば…

格付けチェックのような仕組みも面白いと思います。

酒屋で利き酒クイズ、とり天のお店では地どりあてクイズ…など

地域の協力が4,5店あれば、楽しい回遊クイズプランになるのではないでしょうか。

 

ただのアイス動画に45分間釘付けさせたクイズって!?

 

猛暑の夏。アメリカのデパート大手メイシーズがInstagramアカウントでライブ配信を行いました。

舞台はビルの屋上。炎天下に立てられたアイスが映し出され…

ここで問題!

「昨年、◯◯店でサングラスが売れた数は?」という同社のクイズながら

難易度高めのものが出題。

ユーザーはコメント欄に回答を書き込み、早く正答した上位4人にサマードレスがプレゼント。

しかし、クイズの答えは激ムズ。。。

 

ここで秀逸なのが制限時間の設定。

真夏。「画面に映る溶け続けるアイスの棒に正解が…」とお知らせをしたところ…

答えを知りたい視聴者は、答えを見るために溶け続けるアイスの映像を見続けなければならない。

 

その結果ユーザーの離脱を防ぎ、視聴の継続、そして45分間のライブ配信は最後までユーザーの目を釘付けにしたのでした。

 

アイスの特性を生かし、大きな予算をかけずにクイズライブで没入してもらうアイデア。

 

かつてあったテレビ番組のスーパージョッキーの早着替えコーナーをご存じですか。

今のご時世コンプライアンスでこの企画をするのは絶望的ですが、

これもアイスと同じくぎ付けできる構図だと思います。

着替えるタイムの設定、不安定な要素(アイスなら溶ける、着替えなら…)。

要はテレビ用語でいう「視聴者を引っ張る要素」を制芸時間で作ったのですね。

 

ユーザーを引っ張る要素。これもクイズが持つ特性の一つなのでした。

 

 

クイズチームでは、クイズ制作の他、地域や企業に合わせたクイズ企画も行っております。

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